ずっと放置してました。というのも梅雨のせいで作業ができなかったからです(言い訳)
ということで近日(雨が降ってなかったら)フェンレスキット付けます。

さて今回はまったくバイクとは関係ありません。
スケールモデル、ミニカーです。
おおざっぱに説明していきましょう。

DSC_1228

まずはスケールから。
分かりやすいように同じ車種(NA2型NSX)で固めました。
後列右から1/18(黄)、1/24(銀)、1/43(紫)、前列右から1/64(黒)、1/72(白)です。

最初はビッグスケールミニカーに分類される1/18。だいたい全長20cm後半台です。
1/18スケールはビッグスケールミニカーの中で最も市場規模が大きくメーカー間競争が激しいスケールです。
理由としてはエンジンルームや車内の細部まで緻密にモデル化、ギミック、値段の低価格化、
車種の多様化など。ドア、フード、ステアリングの可動などギミックが多様なので主に観賞用ですね。
写真はAutoartというメーカーの物。値段の割にかなり出来がよく、入門用に過去のモデルを
4000円程度という低価格で販売している物もある為、コアなコレクター以外にも人気があります。

次に1/24。こちらはミニカーというよりプラモデルでお馴染みのスケールといえるでしょう。
ビッグスケールミニカーの中でもトイ指向が強く低価格で、観賞用と遊戯用の中間を取るモデルが
多いです。ただ写真のNSXは日本車を得意とするEBBRO(エブロ)という日本のメーカーが
コアコレクター向けに発売したもので、価格は高いですが塗装も造形も丁寧で、かなり緻密に
出来上がっております。

お次はミニカー市場で最も規模が大きい1/43。ミニカーといえばこのスケールという方も多いのではないでしょうか。ミニカーショップへ行ったら必ずあるというよりこのスケールがスペースのほとんどを占めている、なんてこともあるのではないでしょうか。数万種類のクルマがモデル化されている為、違うメーカーが同一の車種を出しているなんてことは日常茶飯事。なので違うメーカーの同一モデルを比較する楽しみもあります。写真は1/24と同じくエブロ。エブロのモデルの9割近くは1/43ですが、最近1/18も出してきました。

そして1/64。私が最も好きで一番集めているスケールです。手のひらに乗る3インチスケールといわれるジャンルに分類されます。小さい頃トミカなどで遊んでいた方などには懐かしさを感じるものではないでしょうか。日本では京商がサークルKサンクス限定で販売しているミニカーシリーズが主流で、2004年から販売を開始し今年で10周年、シリーズは70近くにも上ります。面白いのがブラインド式、つまり中に何が入っているのかわからない為、くじ引き感覚で集められることです。その代り低価格が売りだったのですが、最近では不景気増税などにより価格が上昇気味です。かつてはワンコインでお釣りが来たのですが現在は600円台に。トミカと同じ値段で販売していた時期もあったのですが(もともとF1やレーシングカーシリーズでは700~800円台と高めでしたが)。
更に興味深いのはシリーズによって出来の良さが違う点です。シリーズ毎に工場が変わる為か出来にバラつきがあります。過去にはコレクター間でも有名な「ブリスポ事件」というものがあり、商品のほぼ9割が不良品なんてこともありました。実際に私も24台購入し、21台が不良品でした。低価格なものからそれなりにするものもありファン層も子供から大人まで層が厚く、幅広い人気を誇ります。それも低価格でリアル志向のミニカーを集められる環境を提供してくれた京商さんのお陰ですね。

メーカーとしては日本の京商、Tomytec、アオシマ、童友社、F-Toys、CM's、KONAMI、タミヤなどの他に海外のGreenLight、Hotwheel、MatchBox、Spart、Minichamps、Autoartなどがあります。

最後に1/72。このスケールは瀕死というか既に死んでいると言えるでしょうか。私はこのスケールからミニカーコレクションの世界に入りました。というのも定価400円の物が100均に置いてあったためです。お金がない中学生時代は1台百円なのに割とまともなミニカーが買えたので買い漁りました。さて、何故定価400円もするミニカーが100均に置いてあるかというと、人気がなかったからです。
00年代前後にホンウェルという香港のメーカーが販売を始め、影が薄いながらも細々とコレクターを獲得し成長していきました。しかし鉄道模型に使えるほど小さくもなく1/64ほどの再現度もなく値段もほとんど変わらない、正に中途半端なスケールモデルであったため、00年代後半には消えていきました。今ではごく一部の在庫、もしくは缶コーヒーのオマケで稀に見かける程度、これから見ることはほとんどないでしょう。

代表的な5スケールを紹介しましたが、電車模型のNゲージ、HO、16番用などのジオラマ用ミニカーや
1/16、1/12、1/10、1/8、1/6などのミニカーと呼べるのか分からないほどのビッグスケールも存在します。
ちなみに1/8や1/6などは中古の中型バイクが1台どころか2台くらい買えるほどの富裕層向けです。

私が主に集めているのは1/64スケール。価格的にもサイズ的にもコレクター入門用ミニカーと言えるでしょう。バイク入門用であるMC41と同じような立ち位置かなと勝手に思ってます。
もともと車が好きな人が車にはまだ乗れないからバイクに乗ろう→コスパがいい250→MC41という人がよくいらっしゃるので、MC41の中にももともと車が好きな方もかなりいらっしゃいます。そして車が好きでミニカー(特に京商64)を集めている人も実際Twitter上で何人かいました。もしかしたらこのブログをご覧になってる方の中にも私と同じような方がいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方はどうぞよろしくお願いしますw



最後に豆知識を置いておきます。例えばスケールが1/64になっていたとします。それはつまりそのミニカーを64個並べれば、モデル元になった実車と同じ大きさ(長さ)になるという意味です。だからミニカーというのは(1/64スケールで例えると)実車を縦・横・高さを64で割った大きさのものであり、64個並べればそれぞれの長さや高さと合致するというわけなのです。
しかし、これにはちょっとした裏事情があり、横(全幅)の長さは正確には64ではないのです。
皆さん車を上から見る機会があったら見てください。割と細く見えるはずです。普段車を真上から見るようなシチュエーションなんてほとんどないので分からないと思うのですが、案外車って細長いんです。それをミニカー化したら?
そう、細長すぎて迫力に欠けてしまうのです。なので全幅だけはメーカーごとにデフォルメされ多少広く設定されています。ミニカーは真上どころか360度どころか全方位から見ることができるので、そのまま縮小すると格好がつかないので、そのようになっています。これは64に限らずどのスケールでもそうです。もちろんプラモデルでもそうなっています。
まぁメーカー次第なのですべてのミニカーがこうなっているかと言われれば、それは分からないことではありますが。
違うメーカーの同じ車種のミニカーを並べる機会があったら見てみるといいかもしれません。もしかしたら違いを発見できるかもしれません。