先日、某バイクショップで試乗会があったので行ってきました。
お目当てはCBRの新たなライバルともいえるNinja250SLやYZF-R25、そして一応R3。
この三台に乗ってきたので素人視点で軽くインプレッションしてみたいと思います。
(本当はストリートトリプルとかMT-09Tracerとか色々乗りたいのはあったんですが時間がなかったので250クラスに絞って乗ってきました。)

ちなみに画像はありません。各自画像をご用意してください(笑)

まずは250SL。あのNinja250を擁しながらわざわざシングルで出してきたあたり、CBRを強く意識しているのではないでしょうか。果たしてその出来栄えは。
まずは外観。Ninja250とは違って二眼ではなく単眼でなかなかスタイリッシュ。そして特筆すべきがその小柄なボディ。フロントあたりなんか見てると本当125クラスなのではないかと思うほど。ただそれに準じてかリアタイヤが130mmとCBRより10mm細いものになっています。多分140mmも入るとは思うのですが、多少心細いものがあります。
肝心のポジションは、バクステと社外セパハンを入れたMC41、という感じでしょうか。ステップの位置なんかは私のTTSのバクステと同じような感触です。ハンドルも割と低く設置してあり、社外セパハンを入れたMC41よりもほんの少し前傾姿勢になる程度という感じだと思います。Ninja250がツアラー寄りなら、こちらはそれよりもスポーツ寄りに振ってあると思われます。
エンジンをかけてみると、サウンドは心地よい単気筒の音で、ここはMC41とあまり変わらないかと。ただ気になったのは、小刻みにブン、ブン、ブン、と吹かしてたらエンストしたことです。前に違うシングル車でもそういうことがあったので、シングル車特有の症状なのでしょうか?
そして走り出してみると、下のトルクはまぁまぁでMC41よりかはちょっと物足りないかな?という感じですが街乗りでまず困ることはないレベルです。ただ、低回転からでも割と振動が多く感じました。いや正確にいうならばシングルならばこれくらいの振動は普通なのですが、MC41がシングルなのに振動が少ないせいでそう感じてしまうのです。これに関してはCBRの振動の無さに慣れてしまった身としてはちょっとむず痒いところでした。
試乗コースがそんなに長くなかったので、全開とは行きませんでしたが、加速は普通にスムーズに回ってくれていいエンジンだと思います。あとコーナリングに関してはそもそも試乗コースがそこまで攻めれるところでもないのでノーコメントです。

次にR25。アールトゥーファイヴです。スタイリングは逆スラントが特徴的な鋭角的な外観です。SSを意識しながらもこのクラスでのスポーティーさを意識したデザインで、なかなか新鮮なデザインともいえます。またクラス最高の36bhpを謳うこのマシンですが、ポジションは意外にもビギナーフレンドリーと言いますか、MC41そっくりでとても楽な姿勢で乗ることができます。ハンドルも高く、ステップも割と低いのでツーリングにも持って来いな感じです。エンジンは下からでもスムーズに回ってくれる気持ちのよいツインらしい、いいエンジンだと思います。加速する時から耳に入ってくるそのサウンドもなかなか気持ちのいい音です。トルクも案外下からあるので街乗りでもストレスを感じることはないでしょう。振動もMC41とあまり変わらずストレスはあまり感じません。コーナリングに関してはこれもノーコメントです。
ちなみにR3ですが、試乗コースがあまり長くなかったので違いがあまり分かりませんでした。もちろんR25よりもパワーを感じることはできましたが。

ということで2台を乗り比べてみましたが、2台ともそれぞれ違ったキャラクターを与えられていてなかなか面白かったです。SLはスポーツにステ振りされ、R25はツーリングにも使うことのできる万能型という感じでしょうか。とにかく一度乗ってみる価値はあります。CBRに乗っているからこそ、他の250に乗ってみることで分かることもあるのではないでしょうか。

<おまけ>GT250Rを軽くインプレ
地味に長いので暇な方のみお読みください。

GWツーリングでCBRを入院させたので前回のメンテナンス時と同様に、またしてもヒョースンGT250Rに乗る機会が訪れました。前回はせいぜい30kmくらいしか乗ってないのに偉そうに講釈垂れてましたが、今回はガッツリ130kmほど走りましたので長所短所含めてしっかり書いていきたいと思います。といっても、代車で散ったら全額弁償になってしまうのでコーナー攻めたりとかはしていないので、あくまで日常使用の範囲内でのものです。

今回借りたのはヒョースンGT250R FIモデルでしかも走行距離400kmほどのほぼ新車。前回はキャブだったので少し安心…と思っていたのですが、低速走行時にクラッチ切ってたらいつの間にかエンスト、ということが3回ほどありました。MC41の初期ロッドの方にもエンスト病がありましたが、これと同じなのでしょうか?オーナーではないのでよくわかりませんが。

まず乗ってみてすぐ思うのが何もかもが硬い。まずリアサス。乗っただけでは動かないのは硬いセッティングにしてあるんだろうなぁというのは分かりますが、普通に60kmほどで走ってても衝撃を吸収してくれないというかそのまま尻にゴツンゴツンショックが来ます。次にリアブレーキは1(オン)か0(オフ)というよりも0.5か0と言うくらいのレスポンスの硬さというか悪さ。果たしてブレーキを踏んでいるのか、というかむしろブレーキは存在しているのか?もはや概念上の存在なのではないだろうかと思ってしまう、そういう類のブレーキです。

そして一番嫌だったのがシフトの硬さ。大型や古いバイクならまだしも近年の250でこの硬さは辛いものがあります。停止状態での1→Nなんかは硬すぎて普通のスニーカーや革靴で1ヶ月乗ったら穴開くんじゃないかというくらい硬い。というか硬いだけならまだしも全然Nに入ってくれない。半クラにしようが車体を揺らそうがなにをしても頑として入ってくれない。5回に1回やっとはいってくれるかどうか。前回乗った時もクソ硬かったのでこれは個体差によるなのかなとか思ってましたが違う車体でも全く同じ。1とNの間には大きな壁があったのです。

また、謎の異音にも悩まされました。減速して20km以下で動いてる時や、車の流れの悪い時に10kmちょっとで動いてる時に謎の「ンギギギー」という音。まるで大型トラックのブレーキ音。ブレーキを使うからこうなんのかと思ったんですがブレーキしようとしてまいと鳴るので謎だったんですが、足元から鳴っていたのでブレーキを引きずってたんでしょうか?

加速に関して言えば、正直来るものがありませんでした。MC41で全開にしたら無理矢理引っ張られるような力強さがあるんですが、これにはどうもそういうインパクトがなく、もっさりとした感じでした。あと650と共有だからか結構ロースロなので250でこんなにスロットル回さなきゃいけないの?って感じでロースロです。ここは250なんだからもうちょっとハイスロにしてもいいんじゃないかという感じです。

あと細かいところを言うと、Nの補足精度が悪いのか1速に入ってるにも関わらずNランプがついていたり…等々。乗ってみると色々粗が目立つ感じでした。

とまぁ、結構悪い点ばかりを上げてしまいましたが、もちろん良い点もあります。
まずはそのポジションと装備。車体が650と共通だから当たり前かもしれませんが他の250では味わえないSS然としたポジション、250にもかかわらず倒立フォーク、ポジション調整可能なステップ、さらには250クラスでは規格外の太いタイヤ。これらはあなたをレーシーな気分にさせてくれること間違いないでしょう。この見た目で15万(レッドバロン中古車価格)で買えるんですからなかなかお得だと思います。他の250にない要素、レア感、そして低価格を求める方にはピッタリかと思われます。私は買いませんが。

最後に、このバイクのお蔭で気づけたのがヘルメットの風切り音です。よく仲間とヘルメットの話をする時に風切り音の話になることが多いのですが私にとっては「風切り音なんてそんなしなくね?」程度の認識でした。ですが、私のテルミニョーニに対してこのバイクはノーマルマフラーだったので風切り音がエンジン音に消されることなくビュンビュン聞こえてきて「あぁ、風切り音で結構するんだな」ってことを再認識できました。改めてテルミニョーニの恐ろしさを実感。というかこれに関して言えば静かなマフラーつけてればバイク関係ないんですけどね…。

という感じでヒョースンのインプレでした。